点滴潅水システムの構成

点滴潅水システムの構成例を略図で表します。すべての環境でこの設備通り設置できるわけではありません。ご自身の農地に合わせて何が必要かをお考えいただき、ご用意ください。

 

 
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フィルター

水源に含まれるゴミや砂などをろ過し取り除きます。

スクリーンフィルター、ディスクフィルターの2種類のフィルターがあります。

スクリーンフィルターはゴミの少ない水源の場合に適しており、ディスクフィルターは耐久性とろ過能力に優れゴミや砂の多い水源に適しています。

 

スクリーンフィルターの構造

網状のフィルターで水の汚れを取る構造で 水は円筒状の網の中から外に向かって流れます。
外側からは付着したゴミなどは見えません。

洗浄は筒の内側を掃除します。
強くこすると網が破損しますので注意が必要です。
メッシュは80~180があり、数字が大きいほど目が細かくなります。

 

ディスクフィルターの構造

円筒状に重なるディスクの「すき間」を水が流れる構造です。
水の流れはカートリッジの中心方向(赤い部分の内側)に向かって流れるので、ゴミは外側に付着します。

フィルターの洗浄は、この赤い筒状の部分を水で流します。
それぞれのディスクがしっかりしているので、洗浄作業は簡単です。
また、耐久性も高いので 長期間の使用が可能です

 

液肥混入機

潅水と同時に肥料を与えることができます。

水の流れに合わせて適量を自動的に水に混ぜていきます。

 

スタート・エンド

点滴チューブをつなぐパーツです。

スタートにはバルブ付きの物もあり、農地を部分的に潅水することができるようになります。

チューブの末端にはエンドパーツを取り付けます。

 

点滴チューブ

少量多潅水を実現する点滴潅水システムの最重要アイテムです。

チューブの厚さや点滴部分の距離によってさまざまな農作物に対応できます。

屋外用は傾斜地に対応した物も用意しております。

 
 
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